光の射す方へ





「もう遅いから、送ってく。」



歩太がゆっくりと、私の体を引き離す。


「嫌っ!今日はずっと歩太の傍にいるっ!帰りたくないっ!」


私は再び歩太の胸にしがみついた。




歩太はしばらくすると、何み言わずに、私の手を引いて歩き出した。




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