ーバチーンッ!!
「いってぇ〜」
私は圭太の左頬を、思いきり叩いた。
「圭太、アンタいい加減にしなさいよっ!!」
圭太はビックリしながら、私を見つめる。
「リカちゃん、何でそこまで、アイツに構うの?」
私は、その言葉を無視して、部屋のドアに手をかけた。
グイッと腕を掴まれ、振り返ると、美月が心配そうに言った。
「アイツは、アンタが、どうこう出来る相手じゃないよ!
アイツはきっと・・・
もっと、深い所にいる。
リカ・・・、もう、この辺にしときな?」
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