歩太の家で、一緒にご飯を食べる。 テレビのない、歩太の部屋にいると、自然と私達の距離は縮まる。 「歩太、抱っこ〜!」 私が、両手を広げると、歩太は私の腕を引いて、自分の膝の上に、座らせる。 「リカの甘えん坊!」 そして、優しくキスをしてくれる。 私は、こうして、歩太と過ごせる時間が、何より幸せだった。 .