ひまわりの咲くあの場所で…【完】


ゆっくりと、店のドアを開ける。

カラン…♪

綺麗な風鈴の音が聞こえた。

「わぁ…」

この店も久しぶりだなぁ。

「いらっしゃいませ!」

それは、聞き覚えのある声だった。

声のする方に、ゆっくりと振り向いた。

「…み…う?」

「葵っ!」

「え?夢じゃ、ないよね?茜もいる…」

葵は嘘みたいな顔をして、私たちを見る。

「美海たち戻ってきたんだ!この島に!」

「本当に…!?」

葵、今にも泣きそう。

「美海がそんな嘘言わないよっ!」