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 さっきから無言の二人。

 結奈はいまだに顔を手で覆っていて、竜也は魂が抜けているような、心ここにあらずって感じの顔をしていた。

 うぅ~~~~~……

 私、沈黙って苦手………。

 すごく気まずい。

 なんか言ってよ竜也~!

 そして私に言い訳させて~!

 そんなことを願いながら竜也に念を送る。

 でも、竜也の心は戻ってこず、ポカーンと少し口を開けて空を眺めていた。

 空見えないけど……。

 顔をガン見しても全然こちらを向かず、まばたきすらしないので、ある意味怖い………。

「……り、竜也~?……」

 試しに名前を呼んでみても返事がない。

「竜也~~。」

 さっきより少し大きめの声を出して、目の前で手を振ってみたが効果なし。

 ほっといたら直るかな?

 まぁ、このままでいてくれたほうがさっきの言い訳せずにすむしね。

 ほんと恥ずかしかった~~~~//////