「…無理…だよ。」


耳まで真っ赤に染めて俯いてしまった。

やっぱりまだ早かったかな。


「そっか。」


「…うん。」


まぁいい

ゆっくりでいいんだ。


急ぐ必要はない。

これから気持ちの整理が出来るまで待てばいい。


自分の真っ黒なスイッチは

まだoffにしよう。



……君が俺を求めるまで。


fin