「難しい顔してる。何か考えてる?」


「いや、別にたいしたことは。」


何故か顔を直視できないでいると、ほっぺを挟まれる。


「俺に言えないこと?」


言える…ことじゃないな。

なんかうん、自覚しちゃったし。


「たいしたことじゃない。」


「ふーん。じゃ、言えるよね?」

えっと…

性格変わったと思うのは俺だけだろうか。