さっきの上目遣いの航平を思い出す。


「可愛かった…な。」


いやいや!!

パンッと頬を叩いて頭を振る。

登校中の学生から変な視線を受けながらハッっとする。


弁当…兄貴が持ってくるんじゃ…。

……それはないと思いたい。


「はぁ…。」


ため息をつきながら満員電車に乗る。

最悪だorz