「ごちそうさま。」 「……ご…ごちそう…さ…までした。」 「はい、ごちそうさま。」 相変わらずニコニコ笑っている。 食べた分の殆どは航平が食べて、俺は少し。 よく食えるよなと横目で見る。 航平はどっちかというと細身なわけで、一体どこに入るんだと思う。 憶測だけど…慣れたんだろう。 俺はのらりくらりと二階に歩いていった。