不思議系男子のブラックスイッチ【完】



慣れた手つきでドアを閉め、ロックをかける。


「「……ほっ。」」


純さんは相変わらずの料理を作っていた。

いやもしかすると悪化して…?



…それはないと思いたい。


「なぁ航平、何回も言うけど巻き込むなよ←」

「いや、巻き込んで欲しそうな顔してるのが悪い。」


そんな顔した覚えねぇぞ。

はぁ…と小さくため息をついた。