「とにかく行くよね、海。」


親友は黒い満面の笑みで言った。

「あー俺お腹痛くなったしやめ…「連行」


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だから嫌なんだ!と言いそうになった言葉を飲み込む。

だめだ、誠。ここは冷静になるんだ。


「これは夢で幻…」


「早くこっち来たらどう?」

「嫌だ。それにお前手つきいやらしい。」


全力で拒否するが、その努力は虚しかった。