「いてぇ…ん?」

俺の下に居るらしい航平は動けないらしい。


「大丈夫か?」

「ちょ、急に動くなっ…!」
「あ、悪ぃ……。」


って言ってもどうすりゃいいんです航平さんよ。

まぁ適当に待っておくか。


「…あれ、航平って香水つけてたっけ?」


「?俺香水嫌いでつけてないけど。」

じゃ、気のせいか。

なんだか甘い香りがした。
って大丈夫か俺。ついに鼻も麻痺したのかよ。


なんてツッコミを入れる。