適当に夜の街をブラブラする。

夜って言っても、まだ夕方だけど。


「ん?」


何か視線を感じ、振り返ってみると…ハァハァしたおじさんが

全速力で走って近づいてきた。


「ヒッ」


怖ぇぇぇぇえ……!!

すかさず俺も走った。まさに目にもとまらぬ速さで。


「ハァハァ…アレ?居ないなぁ、コッチかなぁ?」


略してキモ男は走って行った。