花蓮【完結】

哲が行ってからしばらくしてから看護婦さんが入って来た。




「井上さん、CT撮るんで動けますか?」


「あーはい」




幸いあたしは足はやられてなかったし、思い切り殴られたのは上半身のみだ。


だけど、頭を思い切りやられてたから脳に異常がないかCTを取ってもらった。







それを終えて病室に戻った数分後、佐緒里と琴子が入って来た。


その後ろからたくさんの花蓮の仲間が入ってくる。







「麻美ーーーー!!!」



甲高い、聞き慣れた佐緒里の声。
少しくぐもってるのは、きっと顔が腫れて、口の中を切ってる所為。




佐緒里と琴子の顔はまだ酷かった。
殴られたせいで腫れあがっていたし、綺麗な顔が今は凄く残念なことになってる。




だけど、見る限り元気そうだった。