花蓮【完結】

その全ての原因はあたしなんだと思った。





光との抗争はあたしが原因だ。

その所為であたし以外の仲間がやられるんだ。






だけど。




「あたしは…花蓮のアタマだ。
ちょっとやそっとじゃへこたれちゃいけないんだ」


「…麻美ちゃん」





あたしは握力のない手をぎゅっと握りしめる。
その手の上に哲の大きな手が覆いかぶさった。




「……麻美、無理すんなよ」


「無理してない」


「アタマは麻美でなきゃだめなのか?」


「…あたしでないとダメだ」


「……俺が光に話してくる」


「は!?」


「光のアタマと話してくる」


「バカ言うんじゃねーよ!」


「じゃあ!麻美は!
ずっと、ずっと、傷付けて傷付くのか!?」


「……」





ああ。



本当にこいつはどこまでも…。







真っ直ぐなんだ。