花蓮【完結】

あたしが笑いすぎたせいで不貞腐れた哲もまたおかしくって。

笑う度に軋む痛みに耐えながら、笑い続けた。




「ごめん、つい」






笑いながら言うあたしをじろりと睨むと、軽く溜め息をついてにっこりと微笑んだ。





「よかった」


「え?」


「もっと落ち込んでると思ってた」


「……」










実際。


あたしの中の衝撃は相当だった。







信じていた花蓮の仲間からの裏切り。

いくら手負いだったとはいえ、初めての敗北。

佐緒里と朱美と琴子の怪我。








………全てが苦しかった。