花蓮【完結】

頭には包帯。
腕にも包帯。


至るとこにガーゼが貼ってあった。









………







あたし。

負けたわ。

やられたんだ。








………






感覚のない腕。




あたしはそれをゆっくりと動かす。


途端に鈍い痛みが全身を駆け巡った。







「っ…」




全身を回る激痛で顔を歪めた。





汗を掻きながら、痛みに耐える。







…………!




佐緒里に琴子は…?







そう、思ったと同時に病室が開く音がした。



あたしがその方向を向くと……








……………花蓮の仲間でなく…哲がいた。