あんたはすずだ。
歳だって覚えてる。
13だって聞いて切なくなった。
咳き込むあたしは答えることが出来なくて。
そのまま、すずに殴られ、蹴られて…なすがままだった。
反撃なんて出来ない。
いくら裏切られたと言っても…仲間だった奴だ。
佐緒里には馬鹿だと言われるかもしれない。
そんなはい、そうですかと殴れない。
あたしは、信じ難い事実を目の当たりにして。
これほどない動揺を隠し切れなかった。
「……」
痛みを感じながらあたしはすずの木刀を掴んだ。
びくっとするすず。
まさか、ぼこぼこにされたこの状態から掴まれるなんて思ってなかったんだろう。
「………すず…花蓮裏切ったらわかってんな」
「……」
すずの顔がみるみる内に青くなっていく。



