花蓮【完結】

自分の部屋に入ると、タバコに火を点けた。

ヤニで汚れきった壁。

散らかりっぱなしの部屋。

だけど、この空間は落ち着く。




あたしはベッドに寝転んだ。




…哲か。





よくわからない人だった。

からかってんのか、まじなのか。







でも、答えは一つ。

あたしは男はいらない。









タバコの火を消すと、そのまま眠りについた。



何も考えたくなかった。