花蓮【完結】

葬式はひっそり行われるかと思いきや、麻美のファンや花蓮の後輩でごった返していた。
小さな葬儀場では本当に収まりきらないほどに。

葬儀場の人がわたわたしてたよな。
そりゃそうだ、暴走族が大量にいるんだから。

喪服がわからないのか、花蓮の後輩は特攻服着たりしてるし。
いやいや、違うだろ。

だけど、麻美のそんな人望の厚さに感服する。



初めて会った時。
周りには誰もいなくて。

一人で生きてけるって顔してた麻美だけど。


そんな麻美の側にはいつの間にか、支えてくれる人で溢れていた。