「…平気じゃないです。
だけど、拓斗先輩の方が…」
「…………」
そうやって、また視線を落とした菜々美は携帯の画面を見つめていた。
そっか…。
俺、結構隠せてたと思ってたけど。
菜々美にバレてたんだ。
ハハ…、今、それはきっちーな…。
菜々美は遠慮がちに俺の隣に座った。
その肩に頭を置くと、俺は目頭が熱くなるのを感じて、必死にそれを抑えた。
どうしたらいいか、わからないのか、あたふたしてる菜々美に俺は震える声で言う。
「…ごめんな、ちょっと…このままでいさせて」
「……はい」
素直に聞いてくれてよかった。
やっべ、まじで泣きそう…。
麻美、戻ってきてくれよ。
俺、麻美の笑った顔見てえよ。
菜々美の肩が温かいことが。
ただただ、その時の俺には救いだった。
哲ちゃんはすぐに来て、俺はぱっと菜々美の肩から頭を上げると立ちあがって病院に入る。
菜々美の方は振り向かなかった。
だけど、拓斗先輩の方が…」
「…………」
そうやって、また視線を落とした菜々美は携帯の画面を見つめていた。
そっか…。
俺、結構隠せてたと思ってたけど。
菜々美にバレてたんだ。
ハハ…、今、それはきっちーな…。
菜々美は遠慮がちに俺の隣に座った。
その肩に頭を置くと、俺は目頭が熱くなるのを感じて、必死にそれを抑えた。
どうしたらいいか、わからないのか、あたふたしてる菜々美に俺は震える声で言う。
「…ごめんな、ちょっと…このままでいさせて」
「……はい」
素直に聞いてくれてよかった。
やっべ、まじで泣きそう…。
麻美、戻ってきてくれよ。
俺、麻美の笑った顔見てえよ。
菜々美の肩が温かいことが。
ただただ、その時の俺には救いだった。
哲ちゃんはすぐに来て、俺はぱっと菜々美の肩から頭を上げると立ちあがって病院に入る。
菜々美の方は振り向かなかった。



