花蓮【完結】

「まあ、総神アタマと幹部だしねえー怖くないと」


「間違いない」






女で生まれたからって。

男がいないと生きていけないわけじゃないんだ。





二人はそれをきちんとわかってて彼氏を作ってるんだ。






すげえと、素直に思った。







面会時間が来て、帰りを促す看護婦にぶーぶー文句垂れながら皆が病室から出て行った。

佐緒里と琴子はまた来るねって付け加えて。






静かになった病室。





皆がくれた花だとか、手紙だとか。

そんなものが嬉しくて、胸が熱くなった。






必要とされてる事実が、あたしにはでかすぎて。





眩しすぎて。






だからあたしは何も、揺らがない。



花蓮のためなら、この命すら投げ打ったっていいんだ。