天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

それでも、行きたくなくて。


…抵抗した。


そのせいで、余計辛くなっても。


いつか…分かってくれるんじゃないかって。


気づいてくれるんじゃないかって。


淡い期待をしていた。


そんな期待をしていた…あたしが馬鹿だったんだ。


どれだけつらい目にあったとしても。


本当に憎めなかった、あたしが馬鹿だったんだ。