天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「翼鬼!どこ!?」


いないよ…。


「輝、愛の気配分かんない?」


愛と翼鬼は、一緒にいるはず…。


『分かんねえな。…遠いぞ』


「そんな…」


どうしよう、きっと屯所の中にはいない。


だとしたら…。


「町?でも、危険だよ」


今の京は、治安が悪かった気がする。


でも今はそんなこと言ってる場合じゃない。


「輝、行くよ!」


「待ってください!」


後ろから、声がかかった。


「え、沖田さん?」


と、佐之さんと平助君と新八さん?


「俺たちも行くぜ!」


「翼鬼ちゃん、探してるんでしょ?」


「今の町は危険だぜぇ」


…みんな…。


「ありがとう…」


ねぇ、翼鬼。


こんなにも、心配してくれる人がいるよ?


だから…もうあんな悪夢は見なくていいよ…。