天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

いろんな人が、僕の周りにくる。


「初心者だけど…」


正直、勝った感じがしない。


一瞬だったからなぁ。


「はい、じゃあ次行きますよ」


沖田さんが審判なのか…。


「次、翼鬼!」


「…翼鬼…」


頑張って…。


「やっちまえ、そんな奴!」


「新入りに負けんな!」


うるさいな。


翼鬼にそれ以上なにも言うなよ。


「始めっ」


その、瞬間。


ダンッと、音がしたかと思うと、翼鬼は…


相手の首に竹刀を当ててた。


すご…。


「しょ、勝者、翼鬼…」


翼鬼はぺこっとお辞儀して、何も言わずに稽古場を出ていった。