天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~




去り際、朔が僕に残した言葉。


『今度会うのは、お前たちが人としての一生を終えたときだ。翼鬼と二人、生きろよ…。お前たちに、出逢えてよかった』


ねぇ、朔。


君たちが僕たちを創ったのに、出逢えてよかったって…。


おかしくない?


気づいてるかな。


でも、それはきっと。


朔が一人の人として、思ったこと。


ねぇ、朔。


僕たちも、君と出逢えてよかった。


友達になれてよかった。


ねぇ…。


次に会うのは、一生を終えたとき?


だったら…おみやげ話、たっくさん作っておかないとね。


ヒマだなんて言わせないくらい。


僕たちの話をしてあげるよ。


ねぇ、朔。


それまで…ちょっと待っててね?


『天鬼…』


ほら、耳を澄ませば。


君の声が、聞こえてくるよ…。


君は、近くにいる…。