天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「……なんでだよ…」


それしか、出てこない。


「なんで、輝が神なんだよっ!?僕たちは恨むものがなかったから、神を恨んでた!神なんていないと思ってたから!」


神なんて、いない。


神がいたなら、なんで僕たちに試練ばかり与えるんだ。


なんで、普通に生きさせてくれないんだ。


「なのに…神がいて、それが輝と愛?ふざけんなよ…」


僕は今まで…


「ずっと、輝を恨んでたの…?」


ずっと、一緒に行動してきた。


猫だと思ってた。


辛いときも、一緒にいてくれて…。


「…恨めばいい。俺たちは恨まれて当然のことを、お前たちにした」


「なんで、助けてくれなかったのさ」


「…助けたかった…」


辛そうに言われる一言が、何故かかんに障った。


「助けたかった!?ふざけんなよ!だったら助けてくれればよかったじゃんか!!」


「天鬼、よせ!」


土方さんに止められるけど、それさえどうでもよくて。


「自分たちで創っておいて、なんで見捨てたんだよ!!僕たちのことはどうでもよかったのかよ!!」


もう、全てがどうでもいい。


信じていたのに。


もう…何を信じればいいのか、解らない。