天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

♪天鬼♪

「…輝が、話があるんだって」


村地とかいう人を別の部屋に案内してから。


突然輝が話があるって言い出した。


そしていつものように、羽を抜こうとしたら…輝がそれを止めた。


なんで?


話せないじゃんか、そのままじゃ。


不思議に思ってたら…


輝の体から、光が発せられる。


温かくて、眩しいくらいの光。


その光の中で、猫の姿から…人の姿に変わっていく輝を見てた。


…人の姿…?


おかしいよ。


輝は猫でしょ?


「輝…?」


「俺は輝じゃない。俺の本当の名は朔(サク)。今まで黙っていたが…神だ」


…え…?


輝じゃなくて、朔?


ていうか…神?


「ちょっと待ってよ…」


混乱してきた。


でも、分かったこと。


僕の前に立っているのは、人間。


神様のような服装をして、髪は短く、たっている。


これが、輝だというの…?