天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

*土方*

「只今戻りました…」


翼鬼のいるであろうところに向かわせていた、山崎が戻ってきた。


「よし、入れ」


山崎が部屋に入るなり、幹部たちは状況を聞く。


それに対して、山崎は浮かない顔をしていた。


「…何かあったのか」


翼鬼がいなかったのか?


それとも…


最悪の場合は、ただ一つ。


翼鬼が、死んじまったこと。


そうでないと願いたい。


「…今から言うことは、すべて翼鬼ちゃんが言ったことや…」


そう切り出して、山崎は重い口を割った。


その口から紡ぎ出された言葉は、到底信じられないものばかりだった…。