天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「土方さんっ」


「翼鬼!?お前は総司と天鬼と一緒か!人がきてんだろぉがぁぁ!!」


翼鬼は土方さんの許しも得ずに、部屋の襖を開けた。


案の定、土方さんは怒ってる。


「分かってる!ごめんなさい。でも俺はその来てる人に用があるんだ!…お千代さん」


!?お千代さん!?


「え…?」


天鬼君もお千代さんも驚いた顔をしてる。


「っ、やだっ!」


「天鬼!?」


天鬼君はお千代さんの方も見ずに、走って行ってしまった。


「ごめん、俺ちょっと…」


「私が追いかけます!」


…これまた意外な展開に。


お千代さんが天鬼君を追いかけていった。


走りにくい着物で…健気な。


「…なんだったんだ?」


一人取り残された、土方さん。


…哀れ。


「だったら教えろや!二人してそんな人を哀れんだ顔して見んなぁぁ!!」


「そんなキレんなや。分からないの?二人のラブストーリーが始まるんだよ」


「「らぶすとーりー?」」


「…あ。えっと…恋物語?」


なんで?なんですか。


いまいち頼りない説明…。