天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

俺は突然の出来事に呆然としていた。


翼鬼自身も、何が起こっているのか分からない様子で…ただ目を見開いている。


その時、確かに聞こえたんだ。


『翼鬼…』


優しい、慈しむような響きが。


それは……愛の声に、酷似していた。