天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「殺して…くれるのか?」


「!?」


翼鬼君…?


「殺してくれる?だったら殺せよ…。どうせ、俺は…」


「翼鬼っ!やめろ、そんな考え」


「みゃ~、みゃ~」


天鬼君と、何故か猫も止める。


「あ……ごめんね、天鬼、愛、輝」


「愛?輝?」


誰?というか、今…。


まるで、猫と話しているように、しゃべった?


「この黒猫が、輝。白猫が、愛」


「みゃー」


「ああ、猫の名前…」


「…今、猫としゃべったのか?」


「んなわけねぇだろ、近藤さん」


…いや…しゃべった、ように感じた。


天鬼君と翼鬼君は、お互いに顔を見て…。


仕方ないと言うように、天鬼君が話し始めた。