天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「卑怯だよ、僕だけやって二人はやらないなんて!」


「そんなこと言ったって…なぁ、総司」


「そうですよ」


「ヒドい~!!!!」


「ささ、天鬼。行ってらっしゃーい!」


「翼鬼のバカァァァ!!」


ふふっ、姉に勝とうなんざ100年早いわ!


「いやぁぁー!お願いだから着物だけに…!山崎さんっ!!」


隣の部屋にいるから、聞こえてくる天鬼の声。


おもしろい、おもしろい♪


「翼鬼ってさ…」


「時々すごいよな…」


え、どういう意味かなぁ?


まあ気にしなーい!


だって天鬼っていじりがいがあるんだもん。


おもしろくて。


「うっ…僕もうやだ!」


「似合っとるって!」


「そんなこと言われたって、女じゃないから嬉しくないんだよ!僕は男だっ」


そう言い争いながら、二人が入ってきた。


「……天鬼?」


「何っ!?」


「やば…マジで女だ…」


「うっさい!殺すよ、佐之さん!」


「翼鬼が二人…」