天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

━文久3年、9月16日…芹沢鴨、暗殺。


とうとう、この日が来た。


翼鬼はまだ目覚めてない。


だから、僕がやるしかないんだ。


「…天鬼、行くぞ」


芹沢さんがいるところに乗り込むのは、土方さん、沖田さん、佐之さん、その他隊士に僕。


「大丈夫。絶対にうまくいきますよ」


沖田さんが、そう言ってくれる。


「…僕が、なんとかするよ…」


暗殺なんて、させないから。


…見ててね、翼鬼。


ここから…歴史を変えていくから。


間違ったことだと分かってる。


やってはいけないことだと分かってる。


でもやるのは、生きてほしいから。


人を生かす為に、死んでほしくないが為に歴史を変えることが鬼のすることだと言うのなら。


僕たちのやろうとしていることが、鬼のすることだと言うのなら。


僕たちは……喜んで鬼になってやる。