天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「分かった。なら、そのように伝えておく」


「次は…翼鬼と天鬼のこと」


どことなく、ほっとした空気になった。


「あの二人は、俺たちがつくった」


輝の、いきなりの発言で、みんなは声を失った。


顔は硬直、目を見開いている。


「……どういうこった」


そんなとき頼りになるのは、やっぱり土方さんだった。


「そのままの意味だ。…俺と愛は……神なんだ」


「神!?お前らが!?」


「もう…意味分かんねぇ…」


「頭痛くなってきたぜ…」


驚くのも、無理はないわ。


あの二人にも…話していないことだから。


「…俺たちは神だ。そして、特別な存在として、あの子たちを創った」


「本来なら…崇め奉られ、誰よりも幸せな未来を約束された子たちだった…」


なのに。


「あたしたちの判断が失敗して…その逆の運命になってしまったの…」


あの夫婦なら、幸せにしてくれると思ったのに。


「…なんで…二人を…」


「創ったのかって?」


沖田さんが呟いたから、輝が聞いた。


頷く、沖田さん。


…何故…創ったのか。


その、理由は…