天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「…言ってもいいよ?」


「は?本気で言ってんの?」


天鬼は驚いたように、あたしを見る。


沖田さんも、同様に。


「だって…天鬼が教えてくれたじゃん。信じるってこと。…それで、大丈夫だった。だったら…もう、自分に自信持って生きてくしかないんじゃん?って…最近思ってる」


どうせ、あたしはあたしだ。


他の誰にもなれない。


だったら…壬生浪士組のみんなが綺麗って言ってくれた、この痣と。


一生付き合ってくしかないじゃん?


「翼鬼がそんなこと言う日が来るなんて……みんな、壬生浪士組のおかげだね」


ほんとに、そう思う。


「…もし、ダメだったとしても。俺らには分かってくれる仲間がいるから」


だから…大丈夫って思えるよ。


「…翼鬼ちゃん……やっぱり君は強いね」


「強くなきゃ、やってけないでしょ。それに……甘えるときは、甘えてる」


…つもり。


「えぇ~全然甘えてないですよぉ」


「甘えてる!俺は甘えるのが苦手なだけだ!」


ってことにしとこう。


「じゃあ、その苦手克服しましょうね?」


「うっ…なんでそんな意地悪な笑顔で言うかな…」


「だって、甘えてほしいですもん♪」


…なんで…。


ほんとに訳わかんないね、沖田さんって。