天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「今は…まだ分かんない。みんなが好きっていうだけ」


あたしは体操座りして、膝に顎をのせた。


「え、翼鬼ちゃんの恋愛相談だったんですか?」


「違うよぉ…」


沖田さんまでそんなこと言う…。


あたしはちょっと睨んで沖田さんを見上げる。


「っ…////」


「?顔赤いよ?熱でもあんの…?」


あたしはそう言って沖田さんの額にあたしの額を当てた。


「翼鬼ちゃんっ///」


「どうしたの?…熱はないみたいだけど」


「おーおー、総司が赤くなってる」


「翼鬼ちゃんって、天然…?」


「総司のやつ、苦労すんなぁ」


いつの間にやら、三馬鹿が集まってきていた。


「珍しいよな、総司が赤くなるのって」


「そりゃあ土方さん!翼鬼に顔近づけられたら、誰だって赤くなるって!」


「佐之さんは僕が近づけても赤くなったしね…」


天鬼…そんなに女顔に産まれたのが嫌だったのか…?


可愛くていいと思うんだけど。


なんなら、あたしの顔と交換しますか?


あ、それじゃ天鬼がブスになっちゃうからダメだ。


「だって、天鬼と翼鬼、顔一緒なんだもん!!」


「もんじゃないよ。翼鬼のほうが断然可愛い!」


いやいや、ほんとに天鬼…目腐ってる?