天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

「…翼鬼」


「ん?」


「お前…総司のことなんとも思ってねぇのか?」


土方さんっ!?


なにを急にそんなこと…!


「思ってなんか…」


ない、と思う。


「ほんとかぁ?」


そんなにやけた顔で言われても…。


「珍しいんだよな、総司が人前で女抱きしめんの」


「いや、あれは俺の過去があまりにもだったからであって…」


「それに、お前いっつも朝総司に抱きついてんだって?」


「なんでそれをっ…!?」


あたし、今絶対顔真っ赤だ。


「総司が教えてくれんだよ。……かわいいって」


「~///んなにやけた顔でいうなっ!!しかも、あれは俺のクセなんだよっ!」


直そうとしたけど、結局また沖田さんに抱きついてたし…。


もう直すのも諦めた。


「えー、あれって心許した人じゃないと抱きつかないじゃん」


「……え、そうなの?」


知らなかった…。


「そうだよ。…ずっと前に知り合った人と寝ても、抱きついてなかったし。僕にしか抱きついてこなかったもん」


へー、よく覚えてんな、そんなこと。


「ってことは、お前、総司に心許してんのか?」