天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~

自室に入ってすぐ…


何故かまた沖田さんに抱きしめられた。


「沖田さん!?」


何してんですか、あなたは!


「ん…ちょっとだけ…」


「ちょっとって…何なんですか、ほんと」


子供みたい…。


…あたしより年上だろうに…。


「……さっき、天鬼君に聞いたよ…」


「何を?」


天鬼は何を言ったんだ。


「…翼鬼ちゃんのくせ」


「はっ!?」


なんてことしゃべってんだよ、あの子は!


「さっきのも、くせなんでしょ?」


さっきの…?


「髪触ってきたやつ。…寂しかったり、気を許すとその相手に触れるって」


「てんきぃ…///」


あいつめ…明日覚えてろ!


「…別に、俺ならいくらやったっていいよ?」


「やるって?」


「髪触るとか、抱きつくとか」


「沖田さんっ!?何言って…」


きっと、あたしは今真っ赤だ。


だって…耳元でしゃべられるんだもんっ。


あたし、耳弱いんだよね…。