あれからもう半月経った。

もう、季節は2月。

外は、寒い。

店とかは、チョコがいっぱいあった。

モデルをして後数ヶ月で半年経つ。

あれからファッションの雑誌やCMとかいろいろ出た。

そして今日も仕事がある。

だから昼早退しないと行けない。

「愛歌、起きろ」

今日も康太に起こされる。

布団から出るのが嫌だった。

寒いから。

ガバッ

康太が布団を取った。

「寒っ……」

「我慢する。今日は、仕事あるの?」

康太は、聞いて来た。

「うん。だから昼早退しなきゃいけなの」

「そっか。頑張れよ。じゃあ、俺先に下に行ってるから」

康太は、部屋から出て行った。

私は、制服に着替えた。

「愛歌、今日仕事あるんだって。昼早退するの?」

お母さんが聞いて来た。

どうやら康太に聞いた見たいだ。

「うん」

私は、席に着いて朝食を食べる。

「もうちょっとでバレンタインデーだけど、康太君って毎年何個もらってるの?」

朝食を食べていたら耳元に聞こえてきた会話。

正直、康太が何個もらってるか気になる。

私は、聞こえないふりして聞いてた。