あれから1ヶ月が経った。
季節は、もう12月。
私がモデルをやり始めて1年と数ヶ月経つ。
モデル対決の投票は、もう今日で決まる。
私は、怖くてパソコンで見なかった。
ピッピッピッピッ・・・・・・
ケータイが鳴った。
「もしもし」
私は、電話に出た。
「あっ、愛歌。投票決まったよ。今から報告したいから事務所に来てくれる?」
高岡さんが言った。
投票、決まったんだ。
「はい・・・・・・」
私は、そう言って切った。
私は、不安だけど事務所に行った。
「愛歌、今から生放送あるけど大丈夫? 由紀ちゃんももう来てるから早くこれに着替えてメイクルームに行って」
高岡さんがワンピース見たいのを渡して来た。
「はい」
私は、衣装室の所で着替えた。
綺麗なワンピース。
私何かこれ着ても似合うの?
私は、そう思いながら衣装室から出手メイクルームに行った。
コンコン―
「失礼します」
私は、そう言ってドアを開けた。
「AIKAちゃん、急いでするからそこに座ってね」
桜井さんが言った。
私は、椅子に腰をかけて目を閉じた。
「はい。出来上がり」
私は、目を開けた。
私は、驚いた。
メイクだけじゃなくて髪も綺麗に巻いてくれてる。
桜井さんって本当にすごいなー。
私は、桜井さんに尊敬してた。