5日後―
今日で撮影が終わる。
正直言ってこの旅館にまだ、居たい。
学校に行きたくないから。
康太と川島さんが仲良く話してる所を見たくないから。
朝ごはんを食べて旅館から出た。
ちょっと早かったかな?
私は、皆より1番に旅館から出た。
「ちょっとアレモデルのAIKAじゃない?」
誰かが言った。
ヤバッ
私は、帽子で隠した。
「ちょっと帽子外してよ」
帽子を外したらAIKAだとバレる。
ガバッ
その女の子達に帽子を取られた。
「やっぱAIKAじゃん。ちょっと話あるから来てよね」
AIKAだとバレた。
「ごめん。それは、無理だよ。これから撮影があるから」
「ちょっとだけだから」
「分かった」
私は、女の子達に森へ連れて来られた。
何で森?
「どうして森なの?」
私は、聞いて見た。
「何って殺すため」
女の子達は、ニヤっと笑ってそう言った。
私を殺す?
「冗談だよね?」
「冗談になにに決まってるでしょ」
私は、交わした。
ふぅ、危なかった。
本当に危機一髪だった。