異世界カフェ

他にもお客さんは来た。

けれども彼女はずっといて、この世界の朝まで、

キョダやあたしにヒマが出来ると、

悩みをぶちまけた。

結局、整形に踏み切ることにして。

・・・っていうか、背中を押して欲しかっただけのようだ。

「チミ、時間だ、帰らないと」

あたしはハッとした。

そうだった。

あたしは、帰らないといけないんだ。