死にぞこないの神【短編】

一番殺すべきはこいつ

そう本能が告げるのと同時に男性は私を持ち上げ、荒々しく床に叩きつけた。

肉の音なんかしないわ。ただ…人形が壊れる音が無情に響くだけ。

私の首と胴体は離れた。