アイドル拾っちゃいました

 風呂に入り、晩飯を食べ終えると、俺達は早々にベッドに横になった。ねこは俺が仕事で疲れてると思ってそうしたのだが、俺にとっては好都合だった。ねこが寝た後、俺にはやりたい事があったから。


「暁さん……」


 ねこが俺に寄り添いながら耳元で囁いた。ねこは、俺を下の名前で呼ぶようになっていた。


「ん?」と返事をすると、


「ごめんなさい」


 とねこは言った。いきなり“ごめんなさい”って、何だろう。“実は私、ヒロミンなの”と告白するつもりだろうか。


「ど、どうした?」


 ドキドキしながらねこの言葉を待つと、


「私、今日から生理なの」


 申し訳なさそうに、ねこはそう言った。違ったか……