もう 人間なんて信じない 一人で生きていく そう決めたあたしは 男と体を重ねる事で 生活費を稼ぎつつも 無心で腰を振る男たちを 見下していた この頃のあたしは 世の中の 濁った部分ばかりを見ていて 暗い夜道しか 歩けなくなっていた 夜の暗闇にとけてしまいたいと思っている少女だった