そして新学期が始まった。 俺はいつものように支度をし、学校へと向かった。 「星也!」 「あ、おはよー」 「久しぶりだな!お前焼けたな!」 そんな話をしながら久しぶりに会った友達と歩いていた。 教室に入るとクラスがなんだか賑かだった。 「あ!おはよ星也くん!聞いた?」 いきなり目の前に来て話かけて来たのはクラスで一番お喋りな女子だった。 「なんの話?」 「今日ね!転校生来るんだって!」