訳わからなくなるのは正直俺だと言いたい。 「頭痛い…」 俺はまだズキンと痛む頭をかかえた。 「治してやろうか?」 そう言って少年はなんかの呪文を唱えはじめた。 何を言っているのかは分からない。 「はぁー!」 少年は呪文を唱えた後、いきなり叫んだ。 それと同時に眩しい光が俺の身体を包んだ。 「うわぁぁあぁー!」