「ま…って…」 あぁ、頭がボーッとしてきた。 遠くに見える兄はだんだん小さくなって見えなくなった。 なんだか身体がふわりと浮くような気分になった。 俺は暑い地面の上にぶっ倒れた。 「暑い…」 俺は身体に力が入らなくなり、目を閉じた。 辺りには蝉の鳴く声だけ。