珈琲の香り

シャワーを浴びてリビングに戻ると、話を聞く気満々の桜が待っていた。


「―……で?噂の真相はどうなの?いっちゃんから告白?それとも新堂くん?」

「………蒼くんから」

「蒼くん?!」

「蒼くんがそう呼べって……」

「可愛いなー♪で、どう?お付き合いしてみて」

「桜、オバチャンみたい」

「いいのー。いっちゃんのこんな話、久し振りだから楽しくって」








結局、朝陽が昇る時間まで桜と話し続け、何度も「良かったね」と言ってくれた。


…そのおかげで




PPPPPPP……



「…っるっさい……」


目覚まし時計を…投げつけました……